日本慢性期医療協会(日慢協)は、療養病棟入院基本料1を届け出ている病棟の患者のうち、中心静脈栄養を実施しているとする割合は18.2%とする調査結果を公表した。そのうち、療養病棟に入院する前から中心静脈栄養を実施していた患者は39.6%、療養病棟で中心静脈栄養を中止して、ほかの栄養摂取法に切り替えるなどした患者は13.9%だった。7月の中央社会保険医療協議会「入院医療等の調査・評価分科会」で、中心静脈栄養を実施されている患者割合の高さが問題視されたことを受けた緊急調査で、病院側の都合による医療処置の実施を否定した。【吉木ちひろ】
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