日本医師会(日医)の中川俊男会長は、16日に発足した菅義偉内閣について、翌17日の定例記者会見で見解を表明した。菅首相が表明した初診からのオンライン診療を新型コロナウイルス感染症の収束後も継続していくことについては、「医療をデジタル化していくということについては、全く異論はない」と述べた。その上で、恒久化を検討する前提として、都道府県の対策協議会による実績評価の検証や浮かび上がった課題に対する合意形成を求めた。対面診療を原則とするべきとの従来の主張からは「方向転換したということは全くない」とした。【吉木ちひろ】
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