民間企業が実施したACPなどに関する意識調査によると、40歳以上の男女のうち、自身の死が近づいて「人生の最終段階を迎えた時」に受けたい(または受けたくない)医療について希望を持っている人の割合は34.6%だった。また、両親から希望を聞いている割合は14.5%だった。4月に控える介護報酬改定では、「本人の意思を尊重した医療・ケアの方針の決定」に対する支援が施設系サービスの努力義務とされるが、取り組みが広く実施されるには、普及啓発の面でもまだ課題がありそうだ。【吉木ちひろ】
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