東京都は2024年度の「都民の健康と医療に関する実態と意識調査」の結果を公表した。20歳以上の都民2,658人のうち、日常生活で何らかのストレスを感じていると答えた人の割合は70.7%で、19年度調査の62.6%から8.1ポイント上昇した。
悩みやストレスがあると回答した人に原因を聞いたところ(複数回答)、最多は「就職(求職)・仕事に関すること」(45.6%)。次いで「収入・家計・借金など」(32.6%)、「家族以外との人間関係」(26.3%)などの順だった。
自身の健康状態も尋ねたところ、「良い」と評価した人は全体の77.0%で、健康維持や生活習慣の改善に関心を持つ人も87.5%を占めた。また、健康食品を使ったことがあると答えた人の割合は66.6%だった一方、そのうち70.8%の人が使用を始める際に誰にも相談していなかった。
調査は、都内に住む6,000世帯や満20歳以上の世帯員を対象に24年10月16日-11月15日に実施。2,658人から回答を得た。
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