「週間プレイバック」では、12月7日-12月13日にCBnewsマネジメントで配信した特集やコラムを振り返ります。
今週も中央社会保険医療協議会(中医協)では、さまざまな議論がありました。
胃ろう造設前に嚥下機能評価を実施した場合の加算を新設し、胃ろう造設術の点数を引き下げる方針が明らかになったほか、在宅患者への褥瘡対策を新たに評価する案が示されました。また、厚生労働相に提出する意見書では、中医協以外での報酬改定議論が活発化していることをけん制し、「本議会こそが、検討を行う場」などと、中医協の位置付けを強調しています。改定率の要望については、プラスとマイナス改定の意見を両論併記しました。
連載では、「次世代の薬剤師」がスタートし、今後の職能のあり方を考えます。
【12月7日(土)】
神奈川から革新的な医療・医薬品の開発へ―京浜臨海部ライフイノベーション総合特区
【12月8日(日)】
これからの薬局薬剤師はどうあるべき?―それぞれの立場から発表、薬局学会
【12月9日(月)】
入院を長期化させない栄養管理の新機軸―退院支援における「リハ栄養」の意義
日本病院会と在宅療養支援病院に必要なもの―船橋市での在宅療養支援の取り組み(2)
法律事務所への回収代行依頼―スマートな未収金回収(4)
【12月10日(火)】転院調整を阻む高額なおむつ代やタオル代―保険外負担の「いま」(2)
筆者が首都圏の医療ソーシャルワーカーにインタビュー調査を行ったところ、「医療型療養病床の入院費用が高いので、経済的な理由で転院できない患者も多い」と聞いて驚き、保険外負担の実態調査を行いました。
外来での在宅療養支援と地域包括ケア―退院支援~どう生きたいかに寄り添う(5)
【12月11日(水)】【中医協】意見書で中医協の位置付け強調―改定率は「両論併記」
【中医協】胃ろう前の嚥下機能評価加算新設―造設の点数引き下げ、リハビリ促進
【中医協】在宅褥瘡対策チームの評価を創設―医師や訪看、管理栄養士など
【中医協】画像診断管理加算の要件を厳格化―施設基準満たさぬ外部機関委託を対象外に
【中医協】ICU・HCU管理料を厳格化―「激変緩和措置」も併せて提案
1入院当たり包括(案)の影響度と対応―2025年に向けた病院経営のツボ(19)
先日の中医協では、子宮頸部(膣部)切除術など19種類の短期滞在手術・検査症例について、「1入院当たり包括払い」の導入が提案されました。今回の案は手術料も含んだ1入院当たりの包括払いのため、米国のDRGの考え方とほぼ同じと言えます。1入院包括化が導入された場合のインパクトはどれくらいのものなのかを考えました。
遅れる指導救命士の育成、現場で何が必要か―課題山積の日本、米国にヒントはあるか
胃がん見落としに関する訴訟の争点―医療訴訟ここがポイント(26)
【12月12日(木)】
これからの薬剤師はどう職能拡大すべき?―次世代の薬剤師(1)
筆者は「薬剤師はどのように職能を拡大していけばいいのか」などと意見を求められるそうです。しかし、薬剤師の求められる内容はますます複雑化しており、絶えず「決断」を求められる中で、誰かが考えだした「正解」をなぞろうとする態度は捨てるべきと強調します。
「混合診療」を考える(1)―医療には堅持すべき規制がある
医業継続での納税猶予制度を新設―与党が14年度税制改正大綱を決定
【12月13日(金)】
面接時の本人申告と実際の能力が違う!?―職員トラブル解決術(3)
職員トラブル解決術の3回目は、面接時に本人が申告した業務スキルと、実際の能力が異なる場合に、医療機関にはどのような対応ができるのかを考えます。
病棟建て替え、「こんなはずでは」を防ぐ―設計・施工者に聞く勘所
【診療報酬分析】機能評価係数II―公開データを病院経営に生かす(4)
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