中央社会保険医療協議会(中医協)は8日に開いた総会で、2016年度診療報酬改定に向けて外来医療の議論を始めました。【佐藤貴彦】
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外来議論開始、大病院の紹介率など課題に-中医協
また、機能分化・連携を進める観点から、患者の主治医機能を担う中小病院や診療所の医師を評価するために14年度改定で創設した「地域包括診療料」の届け出状況を公表しました。同年7月時点で全国122施設が届け出ており、一つもない都道府県が18府県ありました。
地域包括診療料、18府県で届け出ゼロ-14年7月時点、中医協で厚労省公表
同省は、残薬を減らす方策なども検討するよう提案。委員からは、処方日数に原則として制限がない現行のルールに問題があるといった指摘があり、このルールの見直しについても議論していくことになりました。
【中医協】処方日数「無制限」見直し議論へ-16年度診療報酬改定に向け
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