■異なるベンダーシステムでも大幅改修不要なRPA
純国産、長年の改良で安定した品質。NTT西日本株式会社の提案するRPAツール「WinActor®(ウィンアクター)」は、マイクロソフトの「Excel」をはじめWindows端末で動作する主要なアプリケーションを対象に異なるベンダーのシステムであっても定型業務の自動化を実現する。システム改修することなく、入力ミスをなくし、業務効率化を図ることができる。
病院では、診療点数を計算するために必要な情報を、電子カルテシステムを参照しながらレセプトシステムに入力する。この場合、「入力」「検索」「転記」「編集」「送信」といった作業がそれぞれ必要に。こうした対応は従来、すべて人が行っていた。WinActorを使えば、一連のすべての作業を自動化でき、24時間365日稼働させることが可能に。「人の判断を必要としない」繰り返し作業で、圧倒的な効率化を実現し、限りあるリソースが有効に活用できる。

RPAツールのサービスを投入する企業が相次ぐ中、NTT西日本はWinActorの特徴を大きく3つ挙げる。一つ目は純国産のRPAツールということだ。NTTの研究所で開発されたため、マニュアルからシナリオ作成まですべて日本語。2011年からNTTグループ内で活用し、改良を重ねた結果、誰でも簡単に使いやすいツールに。この使いやすさが二つ目の特徴である、プログラミング経験が不要となる「ローコード」手法の実現だ。三つ目は、サーバーにインストールし全社的に実行する「サーバー型」と、パソコンにインストールしてデスクトップで実行する「クライアント型」の双方に対応した「ハイブリッド型」だ。
また、導入前後のサポート体制もそろえる。プランとしては、▽お試し開発プラン(ツール操作・プログラム等の導入前のお試し開発代行)▽本格開発プラン(要件定義書、開発設計書の作成、ツール操作・プログラム作成代行)▽お問い合わせプラン(プログラムの構築・運用等 業務改善のアドバイス)▽ハンズオンプラン(ツールの操作体験、習熟研修パッケージの実施)▽教育支援プラン(プログラム開発工程の伴走教育の実施)-の5つ。
こうした特徴を背景に、幅広い業種・業態で取り入れられ、いまや導入企業は国内外で8,000社超。業務スピードと処理量の向上、品質の安定化、業務の属人化防止、従業員の負担軽減、リソースの最適化を実感しているという。
■病院全体で月2,000時間以上の業務時間削減を達成
社会医療法人三愛会大分三愛メディカルセンター(大分県大分市、以下「三愛会」)はWinActorを22年12月に導入。多くの効果を実感している。特に成果が目覚ましかったのが、「認知症ケア加算」業務。従来時間を費やしていた要件確認や電子カルテ操作を自動化することで、月間100時間以上の業務を削減した。これによってカルテの真正性が向上し、診療の質が高まっただけでなく、診療報酬請求の正確化により病院経営にも良い影響を与えた。職員の残業削減や職員満足度の向上にも寄与した。導入初期には約40件の業務のシナリオを作成・自動化していたが、2年後の現在ではその数が100件を超え、累積で月2,000時間以上に及ぶ業務削減効果を生み出している。
膨大な書類作成業務の長時間化や属人化したデータ入力などに課題意識を持っていた三愛会。パソコンの前にいなくても事務処理を自動化できる点や手厚いサポートに魅力を感じたことから三愛会はWinActorを採用したという。中でも「異なるメーカーのシステムをそのまま活用しつつ自動化を実現できる汎用性を持っていたことが導入の決め手となった」とNTT西日本の担当者は振り返る。
医療現場のDXは、従来の紙文化からデータ文化へ移行するという大きな壁がある。その壁を三愛会は乗り越えたとNTT西日本は見る。今後もWinActorを通じて病院をはじめさまざまな業界のDXを推進し、人々がより価値の高い業務に集中できる環境づくりに貢献することで、未来の働き方と業務効率化の新たな可能性を切り開いていくと意欲を見せる。
▽NTT西日本株式会社 「WinActor®」URL
https://business.ntt-west.co.jp/service/assist/winactor/
▽「WinActor®」説明動画
https://www.youtube.com/watch?v=4esJ-ZIsc2I
※WinActor®は株式会社NTTマーケティングアクトProCXが提供するサービスです。
※NTT西日本は本サービスの販売取次を実施します。
※WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
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