国立健康危機管理研究機構（JIHS）が10日公表したデータによると、全国の医療機関から第22週（5月26日－6月1日）に報告された百日咳の患者数は、前週比12.4％減の2,329人だった。全数把握を開始した2018年以降、1週間の報告として最多だった前週より減少したが、過去2番目の報告数となった。


　前週の第21週（5月19－25日）は2,660人だった。第22週を都道府県ごとに見ると、東京の120人が最も多く、以下は千葉と兵庫（いずれも109人）、埼玉（101人）などの順となっている。 　2025年の累計は2万5,037人で、24年1年間の4,05...