中央社会保険医療協議会の薬価専門部会が9日開かれ、日本製薬団体連合会(日薬連)の安川健司会長は2026年度の薬価制度改革に向けて、物価高騰の影響などを踏まえた経済合理性のある薬価の維持・引き上げの仕組みづくりを要望した。また、革新的な新薬についてイノベーションの価値が薬価に適切に反映され、その薬価が維持される仕組みの必要性も強調した。【松村秀士】
安川氏は、製薬産業のサプライチェーンでは原薬や原材料の調達を地政学的なリスクの高い特定の国に大きく依存しているのが現状で、
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