2026年度の診療報酬改定に向けて、総合病院での精神疾患対応の評価に関する議論が始まった。17日に開かれた中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、厚生労働省は「精神病床を有する総合病院に係る診療報酬上の評価についての対象範囲や評価指導」「精神科リエゾンチーム加算の対象疾患ごとの評価のあり方」を論点として挙げた。【八木一平】
厚労省は一般病院での精神科医療の現状を報告した。精神科病床数は減少傾向にあるが、精神科病院よりも一般病院でその傾向は著しい。医療施設調査によると、1996年度と比較して、
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