抗菌薬の効き目が低下する薬剤耐性(AMR)問題への対策として日本製薬工業協会は、抗菌薬の研究開発促進に向けたプル型インセンティブの導入を求める提言を盛り込んだ報告書を公表した。AMRに関連した死者数は2050年に世界で年間822万人に達する可能性があるとし、新薬の開発を後押しする施策の必要性を訴えている。【渕本稔】
製薬協が29日に公表した調査報告書では、AMR問題への対策の柱として、
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