四病院団体協議会が行った2025年度の病院経営定期調査では、病院の本業による利益を示す医業利益は国、自治体、医療法人など大半の開設主体で2023年度、24年度と2期連続で赤字・減益となった。医業外収益は全ての開設主体で前年度から減った。経常利益が黒字だった医療法人も赤字に転落し、24年度は全ての開設主体で経常赤字になっている。【八木一平】
25年度調査の中間報告(集計結果)は、四病協が6日に公表した。
100床当たりの医業利益の赤字幅が24年度に最も大きかった開設主体は自治体(175病院)で、前年度から7,270万円拡大し、マイナス5億5,244万円。医業収益は前年度比3.2%増の30億4,632万円だったが、医業費用は
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