21日に開かれた中央社会保険医療協議会総会で、厚生労働省は「長期処方やリフィル処方の実施状況調査」の結果を報告した。リフィル処方箋を受け付けた保険薬局は69.9%で、前回調査より1.6ポイント増えていた。一方で対象となる患者は症状が安定しているなど限定的で、「症状の変化に気付きにくくなる」などの声も出ている。【八木一平】
調査は8月4日-9月16日、病院・診療所(回答数471件)、医師(400件)、薬局(455件)、患者(郵送、インターネットの合計で3,860件)を対象に実施した。
病院・診療所調査では、発行している患者について、「症状が安定している患者」が71.8%で最も多く、
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