参天製薬(大阪市)は5日、花粉症の症状によって仕事や学業、家事などのパフォーマンスが普段より低下すると484人の約9割が答えたとする調査結果を公表した。花粉症対策をした人のうち、4割超が医療機関を受診していた。
調査は、昨年春に花粉症による目のかゆみや充血などの症状があった全国の20-50歳代の男女484人を対象に、2025年12月25-26日に実施した。
花粉症の症状がある時に仕事や勉強、家事などの「パフォーマンス(集中力や作業効率)」が普段と比べてどの程度下がると感じるか聞いたところ、「やや下がる」が51.9%で最も多かった。次いで「半分くらいになる」が29.3%、「ほとんど手につかない」は6.2%で、合わせると87.4%の人がパフォーマンスの低下を感じていた。
昨年春の花粉症への対策を行った392人に具体的な対策内容を複数回答で尋ねると、最多は「マスクの着用」(83.7%)で、次いで「市販の点眼薬・点鼻薬・内服薬の使用」(62.5%)、「花粉防止メガネの着用」(26.8%)など。一方、耳鼻科・眼科・皮膚科のいずれか1科以上を受診した回答者は42.3%だった。
花粉症対策については、花粉の飛散予測日の約2週間前か、症状が少しでも現れた時点から抗アレルギー薬を使用する「初期療法(早期治療)」が有効とされている。
調査では、初期療法を正しく知っている人の半数以上が毎年実施していることも分かった。
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