厚生労働省は、インターネットで販売された健康食品18製品中2製品から医薬品成分が検出されたとする2024年度調査の結果を公表した。海外製の医薬品28製品のうち、表示と異なる医薬品成分は検出されなかった。
調査結果によると、▽強壮系健康食品の「壮元及第」(製品名)からシルデナフィルが1錠当たり66mg(サイト名:威哥王 UP!)▽痩身系健康食品の「デトックススリム」(同)からシブトラミンが1カプセル当たり3.88mg(サイト名:いろはウェブショップ)-が検出された。
これらの製品は健康被害の恐れがあるため、保持している人は直ちに使用を中止するよう、厚労省は呼び掛けている。また、既に使用して健康被害が疑われる場合には速やかに医療機関を受診するよう促している。
また、医薬品成分が検出された製品などを販売していたサイトに対してサイトの削除要請を行うなど、製品の販売や広告が中止されるよう対策を行っているとしている。
インターネットの普及などにより、個人が海外から製品を直接購入することがより容易になってきている。しかし、海外で流通している製品のうち、いわゆる健康食品で医薬品成分が含まれているものや、海外製の医薬品で含有成分量に過不足や表示と異なる成分が含まれているものがあり、これらが原因と考えられる健康被害が発生している。
このため、厚労省ではインターネットサイトで日本国内向けに販売されている製品を買い上げた上で、その調査を毎年度実施。24年度は8月21日-9月27日に健康食品18品目・海外製医薬品28品目を買い上げ、それらの分析結果を3月31日に公表した。
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