透析医療“受難の時代”(2) 揺らぎ始めた「世界一の透析現場」
「透析患者にとって日本は、世界一恵まれた国」と語るのは糸賀久夫さん(60)。1972年に透析治療を受け始めて以来、医療の進歩を肌で感じてきた患者の一人だ。NPO法人東京腎臓病協議会(東腎協)の第7代会長を務め、患者が平等に透析医療を受けられる環境を目指して活動を続けてきた。国や地方自治体による助成制度も、こうした運動の末、勝ち取ったものだという。糸賀さんは今、「看護師不足」や「診療報酬の引き下げ」の影響が透析患者にも及び始めていることに危...
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