岩手医大の若林剛教授（外科学講座）はキャリアブレインの取材に対し、「強力な抗がん剤により切除不能な肝転移が、切除できる例も出てきた」と述べ、術前の化学療法で治療の可能性が広がると強調した。若林氏は、第23回日本肝胆膵外科学会・学術集会（東京都内、6月8日から10日開催）教育セミナーで腹腔鏡下肝切除術について講演。インタビューは、同セミナー後に収録した。


　岩手医大の若林剛教授（外科学講座）はキャリアブレインの取材に対し、「強力な抗がん剤により切除不能な肝転移が、切除できる例も出てきた」と述べ、術前の化学療法で治療の可能性が広がると強調した。若林氏は、第23回日本肝胆膵...