三井辨雄厚生労働相は2日の閣議後の記者会見で、革新的な新薬の創出といった医療イノベーションの推進について、「新薬の開発に対する補助など、積極的に取り組むべき」とした上で、「海外から輸入するばかりではなく、日本発の医薬品を海外に輸出することも考えていく必要がある」と述べ、医薬品の輸出を強化する必要性を指摘した。また、イノベーションの推進を支える体制について「省庁横断的に当たる必要がある」と述べた。


　このほか、民主、自民、公明の3党合意に盛り込まれている「社会保障制度改革国民会議」の設置時期について、「野党と相談しながら、一日も早く立ち上げたい」と早期設置を目指す考えを改めて強調。 　後期高齢者医療制度の廃止をめ...