厚生労働省は13日、日本脳炎の第2期定期予防接種の積極的な勧奨を、来年度から再開する方針を決めた。積極的な勧奨の差し控えにより第2期の接種機会を逃した世代のうち、最年長の18歳になる人が対象。また、現行の政令では、18歳になる人でも4、5月生まれの人は定期接種の対象にならないが、公平に接種を受けられるよう政令を改正する。


　同日に開いた厚生科学審議会予防接種部会の日本脳炎に関する小委員会（座長＝加藤達夫・国立成育医療研究センター名誉総長）で意見を聞き、方針を決めた。 　日本脳炎の予防接種の標準的な接種スケジュールは、第1期が3歳で2回、...