厚生労働省の「小児がん拠点病院の指定に関する検討会」が1月31日に小児がん拠点病院（拠点病院）に選定した全国7ブロック15施設のうち、東海・北陸・信越ブロックの名大医学部附属病院が評価点4.48でトップだった。診療体制や研修の実施体制などが評価され、高得点となった。2位は評価点4.44で京都府立医科大附属病院（近畿ブロック）、3位は同4.31で九大病院（九州ブロック）だった。


　同検討会は、書類選考で残った22施設からヒアリングを実施。「集学的治療や標準的治療の提供」「緩和ケア」「病病連携・病診連携」「長期フォローアップ」「相談支援体制」など10の評価項目を、9人の構成員が5点満点で採点し、平均...