RSウイルス感染症の11月11―17日の週の患者報告数（小児科定点医療機関）が、前週に比べて青森県で2.5倍、栃木県で1.76倍になった。過去10年間の同期比で最多を記録した栃木県は21日、ウェブサイトなどで県内の発生状況を公表。うがいや手洗い、マスクの着用といった予防策の徹底を呼び掛けている。【新井哉】


　青森県全体の患者報告数は、前週比44人増の72人。保健所別の報告数では、弘前と五所川原がいずれも5倍に上昇。一方、栃木県は前週比58人増の135人。県北保健所が最も多く、13人増の45人を記録した。このほか、東京や大阪、神奈川、...