国立感染症研究所がまとめた11月21日から27日までの週の5類感染症の患者報告（インフルエンザは定点医療機関約5000カ所、他の感染症は小児科定点医療機関約3000カ所）によると、前週と比べて水痘とインフルエンザ、流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）の定点医療機関当たりの患者報告数が増加した。感染性胃腸炎とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルスは減少した。【新井哉】


〔水痘〕3週連続で報告数が増加し、31都道府県で前週の報告数を上回った。前週比約18％増の定点当たり0.6人。都道府県別の上位3位は、北海道（1.26人）、鳥取（1.16人）、福井（0.95人）。 〔インフルエンザ〕12週連続で報告...