厚生労働省は25日、保険薬局が卸売業者から購入する医薬品の価格が薬価よりも高い「逆ザヤ」の品目が急増しているという指摘を踏まえて実態把握を検討する考えを中央社会保険医療協議会の薬価専門部会で明らかにした。委員からは、丁寧に調査した上で薬価や流通上の対応を行うよう求める意見が出た。【松村秀士】
■薬局経営「危ぶまれる」-日薬・森氏
この日の部会では2026年度の薬価改定に向けた議論を開始し、森昌平委員(日本薬剤師会副会長)が検討を始める前の課題として「逆ザヤ」への対応を挙げた。
森氏は、4月の薬価改定の影響で
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