中央社会保険医療協議会は16日の総会で外来をテーマに議論し、2024年度の診療報酬改定で対象疾患から糖尿病などが除外された「特定疾患療養管理料」のさらなる見直しの検討を求める意見が支払側から出た。一方、診療側は生活習慣病管理に関する評価について改定の影響をきちんと検証した上で修正点を検討していくべきだと主張した。【松村秀士】
■改定後に算定回数が大幅減
24年度改定では、生活習慣病の増加などに対応する効果的・効率的な疾病管理や重症化予防の取り組みを進めるための見直しが行われた。特定疾患療養管理料の対象疾患から、生活習慣病の糖尿病や脂質異常症、高血圧を除外するとともに、
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