厚生労働省は23日、中央社会保険医療協議会の総会で、地域包括医療病棟入院料のアウトカム評価の在り方を2026年度診療報酬改定の論点に挙げた。診療側からは、施設基準が厳し過ぎるとして大幅な緩和を求める意見が上がった。【松村秀士】
■3月時点で149病院、約7,800床が届け出
地域包括医療病棟は、看護配置「10対1以上」の体制を整備して、高齢者の救急搬送の受け入れに対応する病棟として24年度の診療報酬改定で新設された。高齢な患者の身体機能が入院中に低下するのを防ぐため、
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