中央社会保険医療協議会・総会が23日開かれ、診療側の江澤和彦委員(日本医師会常任理事)は病院や診療所の経営を「なおし支える」という観点での2026年度診療報酬改定が必要だと主張した。物価や人件費の高騰などで全国の病院の約7割が赤字に陥るほど危機的な状況を踏まえた要望。今の状態が続けば入院患者を抱えたまま経営破綻する病院が出てくる可能性もあると危機感を示している。【松村秀士】
江澤氏は、医療機関の経営が厳しい要因として診療報酬が今の時代にそぐわず大変低く設定されていることを挙げた上で、
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