中央社会保険医療協議会の分科会が7月31日に開かれ、池田俊也委員(国際医療福祉大教授)は手術を集約的に多く担う病院を診療報酬で適切に評価するよう求めた。外科医が減少する中で手術などの提供体制の集約化が求められているため。ほかの委員からも、消化器外科医への経済的なインセンティブも含め診療報酬での対応を検討していくべきだという意見が出た。【松村秀士】
厚労省の調査によると、一般外科や消化器外科の医師数がここ数年減っている一方、それ以外の全ての診療科では増加傾向にある。特に40歳未満の消化器外科医の減少幅が大きく、
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