厚生労働省は6日、結核医療の提供で、結核病床の確保を前提とせず柔軟性を持たせた体制をつくっていく方向性を厚生科学審議会の部会に提案し、了承された。地域の実情に応じて結核病床のほか、感染症病床や適切な結核医療が提供できる一般病床・精神病床で必要な病床を確保したり、これらの病床を適切に組み合わせたりして対応することを想定しており、関連の指針に盛り込む方針。【松村秀士】
現行の「結核に関する特定感染症予防指針」では、病床単位で必要な結核病床を確保したり、結核病床やその他の病床を1つの看護単位として治療を行ったりして
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