50-74歳の重喫煙者を対象にした肺がん検診での低線量CTの実施に向けて、厚生労働省はモデル事業を行う方針を省内の検討会に示し、了承された。国立がん研究センターが4月に公表した「有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン」2025年度版の内容を踏まえ、低線量CTの導入に向けた検討を進める。【渕本稔】
肺がん検診ガイドライン2025年度版では、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じた喫煙指数が600以上の重喫煙者のうち、50-74歳への低線量CTの実施が推奨された。それまでは、
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