健康保険組合の全国大会が22日開かれ、医療保険の給付の適正化・重点化と負担の公平性の確保など制度の抜本的な見直しを求める決議を採択した。健保連の宮永俊一会長は基調演説で、急増する後期高齢者を減少する現役世代が支える“2025年問題”は「終わりではなく、むしろ深刻化している」と述べた。【兼松昭夫】
宮永氏はその上で、「このままでは医療保険制度は早晩、限界を迎えてしまうのではないか。健保組合の解散が相次げば
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