厚生労働省は27日、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を5年ごとに更新する現行の仕組みを廃止する案を社会保障審議会の介護保険部会に示した。適切なケアマネジメント手法を法定研修に組み入れるなど、ケアマネジャーの専門性向上の取り組みが進んできたためで、主任ケアマネジャーも同様の取り扱いとすることを想定している。【松村秀士】
ケアマネジャーの資格については、専門知識の向上を図るため2005年の介護保険法改正で更新制が法定化された。介護支援専門員証の有効期間(5年)の更新により研修の受講を担保している。
利用者に適切な介護サービスを提供するためには、研修を通じたケアマネジャーの資質の確保や向上が重要で、厚労省は
(残り1132字 / 全1437字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】


