厚生労働省は14日、季節性インフルエンザの患者が急増して安定供給の対応を講じても抗インフルエンザウイルス薬の供給不安が解消されない場合は国の備蓄薬を一時的に使用できるようにする案を厚生科学審議会の感染症部会に示し、了承された。政府の新型インフルエンザ等対策推進会議で今後審議した後、ガイドラインを見直す。また、製薬企業や医薬品卸売販売業者、自治体に関連の通知を出す。【松村秀士】
国の備蓄薬を一時的に使用可能とするのは、2024年末の季節性インフルの感染拡大時に1つの製薬企業が供給停止したことを受けて
(残り284字 / 全534字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】


