総務省消防庁は2日、救急隊に配置する救急救命士の人数を、現行の「1人以上」から「2人以上」へ増やす案を救急業務の在り方を議論する検討会に示した。医師の指示に基づき救急救命士が行う「救急救命処置」の範囲の拡大が検討される中、救急救命士の負担増が懸念されており、増員によって現場の体制強化を図る狙いがある。【渕本稔】
消防庁では、各救急隊に救急救命士を少なくとも1人配置する体制の確立を目標としており、2024年4月1日時点では
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