変異株「サブクレードK」 通常のインフル薬が有効
厚労省
厚生労働省は、インフルエンザウイルスの新たな変異株「サブクレードK」について通常の抗インフルエンザウイルス薬が現時点で有効だという見解を示した。
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同省によると、「サブクレードK」の感染は夏以降、国内外で確認されている。この変異株はこれまでのインフルウイルスと比べて感染拡大のスピードが早いものの、感染した場合の症状や重症度は従来型と「大きく変わらないものと想定されている」と指摘。
また、9以降11月5日までに採取された国内株で、解析できた「H3ウイルス」23株のうち22株(約96%)が「サブクレードK」だった。
基本的な感染対策はこれまでと同様で、こまめな手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットが重要であるほか、ワクチン接種による予防も有効だとしている。
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