【石川県立こころの病院院長、日本公的病院精神科協会会長 北村立】
厚生労働省が2023年3月31日に出した通知「疾病・事業及び在宅医療に係る医療提供体制について」では、「精神症状と身体症状を一元的に対応できる医療機関の整備を今後、推進していくことが重要」であることが示されている。
しかしながら、図1に示す通り一般病院の精神病床(以下、総合病院精神病床)の数は減り続けており、1996年の病床数を基準にすると、23年の精神科病院の病床数は92.0%であるのに対し、総合病院精神病床数は78.5%に減少している。
総合病院精神医学会で病床数などの調査を2年ごとに行っている足利赤十字病院神経精神科部長の船山道隆医師によれば、
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