RSVワクチン、高齢者への接種「推奨」
関係3学会
日本感染症学会など3学会は、高齢者へのRSウイルス(RSV)ワクチンの接種を推奨するという見解を公表した。複数の同ワクチンが承認されており、いずれも高い有効性と良好な忍容性を示していることから、「予防接種のベネフィットはリスクを上回ると考えられる」としている。
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見解では、RSV感染症は高齢者や慢性呼吸器疾患・慢性心疾患などの基礎疾患を有する成人でインフルエンザと同程度の重症化リスクがあることが報告されていると指摘。高齢者施設ではRSVの集団感染の発生が複数報告されているとして、注意を呼び掛けている。
また、成人のRSV感染症にはインフルエンザや新型コロナウイルスのような抗ウイルス薬は存在しないとし、感染対策としてRSVワクチンの接種を推奨している。
見解は、日本感染症学会と日本呼吸器学会、日本ワクチン学会が連名で公表した。
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