最終審査で見せた病院との強い関係、次回大賞目指す
【病院DXアワード2026】優秀賞 セコム医療システム ・足立氏
■優秀賞
「セコムSMASH」
セコム医療システム株式会社
ソリューション本部 東日本営業部 足立将氏
「少し時間オーバーしてしまった」。病院DXアワード2026最終審査終了後のインタビューで、自身のプレゼンテーションを振り返り、悔しがる足立氏。「セコムSMASH(スマッシュ)」の総合順位は3位だったが、1位との点数差はわずか。プレゼンの持ち時間は7分。それを超過し、減点されてしまった。『それがなかったら…』。足立氏の心の声が、冒頭の言葉として口からついて出た。
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優秀賞を受賞した「セコムSMASH(スマッシュ)」は病院経営情報分析システム。病院経営の収益構造や課題を“見える化”し、医療の質向上と経営改善を支援する。最大の特徴は、時間と専門知識がなくても、簡単にデータ分析できる点だ。全国的に病院経営が厳しい状況にある中、足立氏のプレゼンを前のめりになって聞いている病院DXアワード審査員の姿もあった。
足立氏と一緒に最終審査のステージに立ったのは北摂総合病院(大阪府高槻市)経営企画室室長の池田健士氏だ。自らをヘビーユーザーと呼び、7年前からセコムSMASHを活用。「毎日データをアップロードするなど日々の業務にセコムSMASHが組み込まれている」と話す。病院DXアワードはエントリー要件として、具体的な病院事例の共有と、病院と一緒に最終審査に参加することを求めている。セコム医療システムがエントリーを検討する際、「頭の中では池田さんがすぐに浮かんだ」(足立氏)。それだけ両者の関係性は強い。
池田氏がセコムSMASHに惚れ込んだ点として挙げているのが分析方法だ。「人口動態を使った地域分析ができるなど自分が行いたい分析方法とマッチしている」と話す。経営戦略を練る現場のニーズと重なっている。セコム医療システムが実施するセコムSMASHのユーザー会でも、他の病院に惜しみなく、より有効な活用方法を共有している。
こうした両者の良好な関係性を表す出来事が、実は最終審査会場で行われていた。発表の順番は5番目。当初は、池田氏の発表でプレゼンを終える予定だったが、他社のプレゼンを聞きながら、「やはり最後は足立さんの思いを伝えたほうが良い」とバトンを足立氏に渡した。
結果は3位。足立氏は「満足いく内容だった。2位だと悔しさが残るが、3位だったので次回大賞獲得を目指し、さらに頑張る」と前を見据えた。
▽「セコムSMASH」の記事は以下から
https://www.cbnews.jp/news/entry/20260101000003
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