日本初「走る集中治療室」運用開始
広島大病院
広島大病院は、患者の搬送中も集中治療を行える環境を備えた高規格救急車の運用を始めた。遠隔医療機能も装備し、搬送中に患者のデータや映像などを依頼元の病院や広島大病院とリアルタイムに共有することが可能。こうした機能を1台で備えた救急車の導入は日本初だという。
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この「走る集中治療室」は、マイクロバスを改造した大型救急車で、患者を含め最大8人まで搭乗できる。また、大容量の酸素・電源を搭載し、心肺補助装置や人工呼吸器の安定的な運用が可能となる。
依頼元から広島大病院の高度救命救急センターに電話連絡が入ると、高規格救急車が出動。そのエリアは広島県全域を想定しているが、同病院から比較的近い島根県や山口県の一部地域も対象となる可能性がある。
重症患者は、高度医療機関へ集約することで致命率が向上する。ただ、従来の救急車では搬送中の患者の状態悪化や医療機器の制約、長距離搬送のリスクなどの課題があった。
同病院では、新たな高規格救急車の運用により「現場へ向かう医療」の役割も担い、広島県全域の救命率向上に貢献するとしている。
医療介護経営CBnewsマネジメント
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