骨格筋由来の因子が老化・寿命を制御
国立長寿医療研究センター
姿勢を保ち、身体を動かしている骨格筋から分泌される因子が臓器の温度(深部体温)の日内リズムを若く保ち、寿命に関与することをマウスの実験で明らかにしたと、国立長寿医療研究センターが発表した。今後は深部体温リズムに着目した介入法や指標の開発を通じて、ヒトでの応用の可能性を探るとしている。
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同センターの森健太郎氏らの研究チームは、骨格筋から分泌される物質「Mimecan」が脳の視床下部や褐色脂肪組織と連携して深部体温の日内リズムを制御し、加齢の進行を遅らせて寿命を延ばすことをマウスモデルで明らかにした。また、「Mimecan」は脳の深部体温の調節に関わる神経細胞を活性化し、交感神経活動を高めることで褐色脂肪組織に働きかけることも判明した。
老齢マウスの骨格筋で「Mimecan」を回復させると老化の進行が抑えられ、寿命が延びることもわかった。
同センターは、骨格筋・脳(視床下部)・褐色脂肪組織からなる臓器間ネットワークが哺乳類での深部体温の日内リズムを介して老化の進行や寿命制御に結びつくことを示した研究結果だと指摘している。
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