医療関係者はどんなことにイラっとするのか―。
「俺は患者だぞ!」「帰りの救急車を呼んでほしい」などと無茶な要求をする患者や、「誰か患者に説明しといてよ」「そんなの、助手にやらせなよ」といった上司や同僚からの心無い言葉。「私をイラっとさせた一言」が読者130人から集まりました。前編では、医療関係者が「イラっとした」実例を紹介します。【越浦麻美、兼松昭夫】
※【読者130人に聞いた!】私をイラっとさせた一言・後編は、8月30日に配信します。
CBnewsでは、6月28日から8月2日にかけてインターネット上で読者アンケートを実施。病院や薬局、介護施設などに勤務する医師や看護師、事務関係者ら130人から回答を得ました。
■患者にイラっとしたことが「ある」と答えた医療関係者は130人中100人
患者にイラっとしたことがあるかどうかを医療関係者に尋ねたところ、「ある」と回答したのは130人中100人(76.9%)で、「ない」は30人(23.1%)でした。
患者にイラっときたことありますか?
中には「イラっとすることはどこにでもある」(80歳代・医師)、「体を病む患者は心も病んでいることが理解できなくては医師失格」(80歳代・医師)といった“大人の意見”もありましたが、イラっとしたことが「ある」と答えた読者が圧倒的に多く、体験談も寄せられました。
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