厚生労働省は23日、2040年に向けたがん医療の提供体制として医療従事者らが不足していたり、医療需要が少なかったりする地域で一定の集約化を検討していくとする議論の整理案を有識者検討会に示した。方向性に異論はなく、この日の議論を踏まえて次の検討会での取りまとめを目指す。【松村秀士】
国はこれまで、がん診療連携拠点病院などを中心として患者が適切ながん医療を受けられるように「均てん化」を進めてきた。都道府県では医療計画を作成し、
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