新型コロナウイルス感染症の患者を受け入れる医療機関に交付する「病床確保料」について、厚生労働省は、公立病院などの234事業者で消費税仕入控除税額の調整計算に誤りがあったと会計検査院から指摘されたことを明らかにした。29日付の事務連絡で調整計算の内容を改めて確認するほか、必要に応じて税務署などへ相談するよう呼び掛けている。【松村秀士】
病床確保の補助金による収入が全収入の5%を超える公立病院や公共・公益法人などは、消費税の仕入控除税額の調整計算を行う必要がある。
補助金の交付額がおおむね1億円を超える公立病院や公共・公益法人など計419事業者を対象に、会計検査院は調整計算が適切に行われているか
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