中央社会保険医療協議会は29日、2026年度の診療報酬改定に向けて療養病棟入院基本料の議論を始めた。処置等の医療区分2のうち、「感染症の治療」と「創傷処置」に関連する病態を合併した症例は医療資源の投入量が多いことが分かり、区分や評価の見直しを検討する。【兼松昭夫】
■支払側委員「見直すことに異論なし」
厚生労働省がこの日、中医協の総会で療養病棟入院基本料の医療区分を論点に挙げ、江澤和彦委員(日本医師会常任理事)は、
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