日本病院会など6病院団体は29日、「医療機関における控除対象外消費税に関する調査」報告書を公表した。2023年度の実績値を基に、病院が負担する控除対象外消費税に対する診療報酬による補填状況を分析した結果、5割を超える病院で補填不足が発生していることが明らかになった。【八木一平】
調査に参加したのは日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会、日本慢性期医療協会、全国自治体病院協議会。個別の医療機関レベルでの補填のばらつきや過不足の実態を把握するため、加盟800病院を対象に調査を実施し、259病院から有効回答を得た。調査期間は5月19日-6月6日。
調査によると、259病院の補填率の平均値は105.0%だったが、中央値は
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