四病院団体協議会が26日に公表した「2025年度病院経営定期調査」の最終報告によると、6月単月の医業利益赤字という病院の割合は84.6%、経常利益赤字の病院は75.4%だった。100床当たりの医業利益がマイナス2,676万8,000円、経常利益はマイナス2,105万7,000円で、いずれも前年より悪化している。多くの病院が23年度、24年度に続いて、25年度で「3期連続経常赤字」になる可能性が濃くなっている。【八木一平】
同調査では19年6月以降、毎年6月の定点観測を続けている。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響を調べるために始めたもので、今回の調査対象病院は65病院。
診療単価について19年6月を100%とした同月比較をしたところ、入院単価、外来単価ともに
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