新型コロナ重症化リスク「認識なし」65歳以上の半数
塩野義製薬調べ
塩野義製薬は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクについて65歳以上の半数が認識していないとする調査結果を公表した。
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調査は、冬の感染症に関する意識を把握するため、20-89歳の男女1,200人を対象に2025年12月12-14日に実施した。
自身が新型コロナにかかった場合、重症化しやすい・重症化リスクがあると思うかを聞いたところ、全体では41.0%が「重症化リスクがある」と答えた。
年代別に見ると、20歳代と60歳代は重症化リスクの認識が42.5%で同数だった。一方、重症化リスクが高いとされる65歳以上では50.0%が「重症化リスクがある」と答えており、2人に1人しか自身の重症化リスクを認識していないことが明らかになった。
また、新型コロナにかかった際、どんな人が重症化リスクが高いと思うか複数回答で聞くと、「75歳以上のシニア層」 (43.5%)が最多で、次いで「基礎疾患あり、肺に持病を持っている方」(34.5%)、「基礎疾患あり、糖尿病の方」(30.1%)などの順。
「65歳以上のシニア層」の重症化リスクが高いことを認識している人は24.8%と、約4人に1人で、65歳以上の当事者でも30.9%だった。
本調査を監修した、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は、65歳以上の高齢者ではコロナ感染後の死亡リスクがインフルエンザより依然高く、 若年層でも強い倦怠感や呼吸器・神経系の後遺症により長期にわたり就業や日常生活に支障を来す例が報告されていると指摘。発症後1-3日以内の早期検査と適切な治療は重症化や後遺症の抑制につながる可能性があり、基本的な感染対策と併せて、その重要性を改めて社会全体で共有する必要があるとしている。
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