あの人に聞く医学部新設(6)
偏在対策なき新設では、医師不足は深刻化
「必要なのは、医学部の新設よりも、地域間、診療科間の医師の偏在を解消する仕組みをつくること」と話す山本氏
■偏在解消で地域枠拡大を 医師不足の解消策として、医学部新設が議論されていますが、わたしは反対です。今、日本にある形の医学部を新設しても、医師不足は決して解決しないでしょう。 医学部を新設して、大学病院や分院をつくれば、非常に多くの医師が必要になるからです。100床当たりの医師数は、日本の病院全体では16人が平均ですが、大学病院は30-40人、多いところでは70人もいるとされています。つまり、1000床規模の大学病院をつくれば、300-400人...
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