【東大宮総合病院医療クラーク室 藤原典子】
東大宮総合病院(317床)は、さいたま市北部の基幹病院として急性期を主体とした医療を担っています。
当院が所在する埼玉県は人口当たりの医師数が最も少ない県です。そのような環境の中で、当院は2006年から急性期化を進め、医師の増員を行ってきました。そこで、医師の採用戦略の一手として医師の働きやすい環境をつくるため、08年に医師事務作業補助部門である医療クラーク室を設置しました。
もともと当院では、外来や病棟にクラークを配置していましたが、医療クラーク室は従来のクラーク業務とは一線を画し、与えられた業務をこなすだけでなく、医師の業務から事務的業務を切り離そうと、積極的に取り組んでいます。
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