事故調のガイドラインについて話す佐藤医師
再発防止の“普及啓発”という言葉に軽さを感じますー。当事者として、医療事故に遭遇し、裁判の経験のある佐藤一樹医師の発言は重い。佐藤氏は、診察室の書棚にある判例集を見せながら、話を始めた。最近発生した造影剤誤投与による事故を例に挙げ、「ウログラフィンの誤投与は過去6例以上が刑事事件になり、すべて有罪。過去の経験がまったく生かされていない」と嘆く。繰り返される事故に対し、抜本的な再発防止策を考えるべきだと強調する。【君塚靖】
佐藤氏は、厚生労働省が創設を目指す医療事故調査制度(事故調)の具体的な運用方法を決める「診療行為に関連した死亡の調査の手法に関する研究班」の当初メンバーではなかったが、急きょ加わることになった。同研究班の中で、何を訴えていくのか。
佐藤氏は、厚生労働省が創設を目指す医療事故調査制度(事故調)の具体的な運用方法を決める「診療行為に関連した死亡の調査の手法に関する研究班」の当初メンバーではなかったが、急きょ加わることになった。同研究班の中で、何を訴えていくのか。
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