9年ぶりの介護報酬のマイナス改定に、一部の利用者の自己負担分の引き上げ。さらに来年4月には診療報酬改定も予定されている。シリーズ「激流介護、次の一手」では、一気にスピードを増した変革の流れの中、どのように舵を切り、何を目指していくのかを各企業や法人のトップに語ってもらう。第1弾は、介護付き有料老人ホームの運営などを主力事業とする「ワタミの介護」の吉田光宏社長。既存の有料老人ホームなどの入居率低下や、「ブラック企業」という風評によるブランドイメージの低下など、「内憂外患」に悩む社の運営を託された吉田社長は、「草の根的に続ける、地道な地域密着活動こそが復活のカギ」と語る。【聞き手・構成、ただ正芳】
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